簡単には割り切れない遺品整理という作業

死というのは全く予想できずに、突然直面することがあります。思いかげない事故、突然倒れる病気など、昨日まで元気だったのに、今は心臓が止まってしまっている状態です。

これは家族にとってつら過ぎることであり、何が起きたのか、よくわからないことでしょう。遺品整理といっても、もしかしたら生き返るのではないかとか、いつか戻ってくるのではないか、そんなことさえ考えてしまうかもしれません。

ですから遺品整理というのは、その現実を受け入れることができない限り、進めることはなかなかできないものです。布団や洗濯物、机、衣類、いつも座るはずのテーブルとか、すべてのものをそのまま残しておきたい、現実を受け入れたくない気持ちが強いのです。遺品整理には数年かかるというのはごく普通のことであり、簡単に割り切れるものではないのが現実であり、そのようなものです。