脳の感覚的な働きの不思議

私は若い頃(10年~20年くらい前)に音楽を作曲したり、ピアノを弾いたりギターを弾いたりすることが趣味でバンド活動などもやっていたのですが、そのバンドでオリジナルの曲を演奏するというときに私自身が作詞・作曲はもちろんのこと各楽器の細かいパートまで全てをデモテープに起こしていました。

その作曲作業というのが不思議に思われるかもしれませんがほとんどの場合、睡眠から朝目覚める時に曲全体の8~9割が脳の中にすでに明確な形で存在していて、それを寝ぼけながら必死に大体の形を録音するというものでした。

その出てくるタイミングは自分ではわからないのですが、ほぼ毎日でてくることもあれば何ヶ月も出ないこともあります。私は楽譜も全く読めず、書けないため頭の中にあるものをただ手探りで頭の中の曲全体をただ楽器で表現して録音するだけでした。曲ができない時はむりやり曲を作ろうと思い何時間も楽器を手に理論的に制作することもありましたが、その場合はまあまあ良いものは出来るのですが、どこかぱっとしないというものがほとんどでした。そして睡眠後にぱっと閃いているものは自分で言うのも変ですが完璧なもの(何度繰り返して聞いても無理がなく素晴しいというくらいのフレーズやリフ)ができているのです。それを後から冷静に分析したりしてみるのですが、やはり感覚的にひらめくものというのは理屈ではどうやっても説明できないんですよね。脳の感覚って不思議なものですね。