親父を乗せて初めてのドライブ

先週の土曜日、普通免許をとったので親父の車で初めてのドライブに行ってきた。

実は私は二十代後半のおっさんなのだが、恥ずかしながらそんな年齢になるまで車を運転することができなかったのだ。免許証というものはみんな持っていて当たり前のような風潮があるが、当人がとろうと思わない限り手に入らないものなのだ。

さて免許を取ってみたはいいが、当然車など持っていない。またこんなおっさんに車を貸してくれるような変人もいないもんで、還暦間近の父とのドライブになったわけである。どこに行くかというと、読書好きな父と子供の頃よく通った図書館に行ってみることになったのだ。

昔からよく通った道だというのにいつもと違った風景が目に飛び込んでは流れていく感覚に少し感動しつつ、震える手でハンドルをつかんでいたのだが、助手席の親父も震えていたとは思う。片道二十分もしないのだが、ヘロヘロになりながら到着。ぶつけそうになりながらも五回ほど切り返して駐車したところで初めてのドライブは終了。帰りは親父が運転して、その横で改めて、息子を連れてドライブといったことがどれだけ立派なことなのかと親父という存在の大きさを思い知った一日でした。